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個人的なお話しですが

今日は父の誕生日でした。

父は36年前
癌を患い52歳で他界しました。
昨年の12月で僕も52歳になったので、
感慨深いものがあります。

そして
52歳まで生きれた身体を
授けてくれた両親に、
改めて感謝しています。

父は48歳で発病し、
手術と抗ガン剤治療で
一時は回復したものの

4年後に再発し、
癌専門の都内の病院から、
地元の小さな病院へ転院した時は
もう死を覚悟していたと思います。

そのことを思うと、
今でも切ない気持ちになります。

父は、僕に対して、
最後まで父親の態度でした。
息子には、決して弱いところは見せず
1人の男として、
1人の人間としての部分は、
見せませんでした。

僕の父は
僕の中で永遠に52歳のまま。
生きていれば88歳になるから、
88歳の父と、一人の男として、
話してみたかったです。

でも、そうしたら
怒られるかな・・・色々と(笑)

そして今日は
チャッピーさんの命日でもあります。

3年前、突然のお別れでしたが
「9月12日という日は、
僕にとって、更に特別な日になった」
と思いました。

ジョンレノンプレイヤーとして
チャッピーさんから学んだことは
沢山ありましたが

僕が心底
「チャッピーさん、凄いな」
と思ったのは

その時は、土曜日だったと思いますが、
満席なのに妙なアウェイ感。
たぶん、初めてアビーに来られた方や、
普段なかなか来られない方が
多かったのだと思います。

そういう時、あるのですよね。
妙に盛り上がらない空気感。
頑張れば頑張るほど、
なぜか空回りしてしまう。

そんな時は、
キャリアが長いミュージシャンほど
無難にそつなくこなすモードに
切り替えてしまうのですが

そんな中、
チャッピーさんが喋り出した瞬間、
客席の雰囲気が、
ガラっと一変したのを覚えています。

それは、

チャッピーさんの人柄
言葉の力
ビートルズ愛
お客さんへの愛
楽しんでもらいたいという熱い気持ち
それら全てが凝縮され、
光となり客席を照らし、
アウェイ感を一掃させたのだと思います。
本当に一瞬で変わったのを覚えています。

パロッツを
永く応援してらっしゃる方は、
演奏力だけでなく、
その温かな空気感も、
大好きなんだと思います。
チャッピーさんを想うとき、
あのニカッと笑った顔を
思い出しますよね。


故人をどんなに想っても
どんなに会いたいと想っても
再び会うことは出来ません。

何か言葉を聞きたくても、
何も言ってくれません。

何か伝えたくても、
声は届きません。

でも、大切なのは、
故人を忘れない事で

いつも想っているっていうのは、
何だか嘘くさいけど、

心の片隅で
覚えていることで
故人は僕らの中で
永遠に生き続けます。


人の気持ちを無視するかのように
時は流れ

まるで何事もなかったかのように
時は流れ

残された者は
生きていくのが精一杯だけど


でも、僕は

決して忘れない。